『人生は秋の夕暮れのようなもの』

『人生は秋の夕暮れのように寂しいもの』

いゃ〜冒頭からそんな寂しいお話やめてよーって言う感じでしょ!でもとても大切な話なので、よければ最後まで付き合ってくださいね??

 

秋というのは一年のうちでも寂しい季節だとお釈迦さまはいいます。うだるような暑い夏が終わる頃、やがて冷たい風が吹き、木の葉が散っていく。

そんな夕暮れ時は、特に寂しさが濃く漂ってきます。

一日があっという間に終わり、太陽が西に沈んで急に薄暗くなっていく時です。
どんなに世の中が変わっても、科学が進歩しても、ものが豊かになっても、そんな秋の夕暮れのように寂しいところが「人生」だと仏教では申します。

お釈迦様の言葉の中に「独生独死 独去独来」の説があり、人は誰しも一人で生まれ一人で死んでいくと言う意味ですが、ずっと厳しい現実を突きつけてくる冷たい言葉、しかし正しく正論だなと思っていました。

そしてそれは、何度生まれ変わっても魂に刻み込まれ、どんなにあがいても、ひと時楽しい時間を過ごしても一時的ですぐに元に戻ってしまったり、あまり心が晴れない感覚が残る。

誰にもわかってもらえない、苦しんでいる自分しか知らない心があるから、

孤独で不安な気持ちになるのだと…

 

そんなふうに若い時から勝手に悟っているような感覚があったんですが、ハイヤーセルフや創造主と会話をするようになってから何かが違う?ような気になりました。

そして瞑想をずっと続けていると、あることに気がついたんです!

 

実は今をしっかり生きよ『生き始めよ』との温かい励ましなのではないかと思ったんです。

昨今のこのコロナは、すべての人々が今を生きることに向き合わされている。

私たちが今を生きる真似事をして、頼りにならないものをあてにし、根拠なく今日の無事が明日も続くものと思い込んで、誰の生とも置き換えられるような、のっぺらぼうな生をただ受け身にたどっていた。

何度も何度も生まれ変わって、そのことに気づくまで何度も生まれ変わる。

そう受け身ではダメだ…

能動的、意図して生きる!

 

確かにこの私は、全宇宙に、孤独です。

しかしこの孤独こそ私のアイデンティティーであり、全宇宙がまさに私も、生きとし生けるものすべてにおいて抱き包んでくれている証なのでは、と発見したのです!

 

高揚するほどの感慨深い発見です!

なぜ今マインドフルネスなのかもわかってきたような…

 

ただ言える事は全宇宙に、わたしたちは無条件の愛で包まれているということです!

 

あなたがまだ孤独の中にいるとしても実は独りではなくて、「生きる時も死ぬときも、来る時も去る時も」そしていついかなる時も決して独りはないことを知ってください。

現実でどんなに苦しいことがあったとしても…

あなたを守りあなたを愛している存在がすぐそばにいることも気づいてください。

そしてそのエネルギーは私たちが思っているよりも遥かに大きな愛のエネルギーだと!

 

 

今日は徳島は雨☔️

なんとなーく誰かがほんの少しでも元気になってもらえればと思って書いてみました☺️

akiyo kawano??‍♀️